あるeighterの想い
1eighterがただただこれまでの思い出と今の想いを吐き出すだけになる
碌に添削もせず更新するつもりだからまとまりのない文が長々と続くので注意してほしい。
あくまでも私の意見や想いです。正解はないと思っています。
会見を見た感想や想いについて書いています。
一応前の二つの記事からの続きとなります。
2016年、田口くんの脱退、退所はKAT-TUN ファンだけでなくジャニオタ全てに衝撃を与えた。デビュー組を応援していてもやめるという選択肢はあるのだと思い出された。
そしてふと、エイトで最も脱退の可能性が低いのは誰だろうと考え、すばるだろうと思った。入所当時から、西のすばると人気が出た時も、仕事を止めて内に引きこもったときも、どんなときも繊細なすばるの側にいて支え続けたヨコヒナの存在はすばるにとって命に等しい存在であったし(もちろん年下組も)、メンバーにとってもまたすばるは特別な存在だった。
エイトにリーダーはいないが私の中のエイトは中心にすばるがいて6人が囲んでいるイメージだった。すばるが白といえば白になるような。7人は対等な関係だけどやっぱりすばるは少し特別に感じられた。
活動面でもすばるはメインボーカルで彼なしではエイトの音楽は始まらない。精神面でも活動面でも彼のいないエイトは成り立たないと思った。
その一方で、最も可能性が高いのは誰かと考えた時、これもまたすばるだった。もちろん誰もやめるはずないと思っていたし、誰か1人やめるという条件で考えた時の話だが。
すばるが10代の頃から音楽を追求しているのは多くのeighterが知っている事だろう。そしてその音楽を7人で創ろうとしていたことも
メンバーもそれに応えようとした。バンドのため楽器を始めたり、自分たちの楽曲の幅を広げたり。近年では音楽に特化したレギュラーも持ち、野外フェスにも出演。関西弁の陽気なおっちゃんたちというイメージを少しずつ変えてきていた。
すばるの夢は7人の夢だった。
今になってこんな話をしても信ぴょう性はないだろうが、すばるは7人での夢と自分の音楽の夢を重ねて描けなくなったら、自分や周囲をごまかす事は出来ないだろうから、やめるのではないかと当時、漠然とながらも思ったのだ。
すばるが他のジャニーズと毛並みが違うのはファンでなくともわかるだろう。友達はメンバーだけだと言い、グループ外ではハッシー以外との交流の話は滅多にない。せいぜいタッキーくらいだろうか。正直彼が事務所にいられたのは関ジャニというグループにいたからこそだと思う。だから想像上でも彼がグループを抜ける=退所するだった。彼が事務所に残りながらソロで活動するのは私の思う渋谷すばるでは最もありえない事だった。他のeighterさんがどう思っていたかは分からないが。
けれどすばるがやめると考えた時、他の方も同じような意見になるんじゃないかと本当に勝手に思っている。
あの会見を観たとき最初に思ったのは
これほどまでに誠意ある、美しい去り方はあるだろうか
だった。
ヤスが来れなかったものの、本人だけでなく、メンバーも同席し、席順も見慣れた並び。
本人の口から、メンバーの口から生で聞くことができる。
すばるはまっすぐ前を見つめ、決意を感じさせる瞳で自分の想いを語っていた
ヨコは泣きながら、引き止めたかったがそんな半端なことをするやつでは無いと
マルは少し微笑みながら、大好きすぎて何も言えなかったと
大倉くんは納得してない様子で、自分だけの夢を持ったなら応援するしかないと
亮ちゃんは真剣な顔で、1人の男の人生を止める権利はないと
ヒナはいつもの達者な喋りで、幼馴染としては背中を押すと
そしてヤスは欠席を悔やみながら、エイトを離れてもすばるの音楽に聞き惚れればと
そして誰も「関ジャニ∞を脱退する」という表現を使わなかった
あの会見は私が8年間見てきた関ジャニ∞というグループそのものだった
ああ、自分がそこにあると信じていた絆はやっぱりあったのだ
メンバーがいたからしんどいことなんてなかった、楽しいことしかなかった
バラエティーはノリノリだった
楽屋でのしょうもない話をしている時の空気感が一番印象に残っている
関ジャニ∞というグループにいたことは一生の誇りだ
すばるが今も変わらずメンバーを心から愛していて、大切に思っていることが言葉の端々から感じられた。
だからこそ、残ったまま1年の休養や、留学という方法を提案されても受け入れなかったのだろう。
私も最初はそういった方法はなかったのかと思った。いまのエイトの忙しさでは確かに海外での活動と両立はできない。関ジャムはギターや歌の練習が必須だし、ジャニ勉は大阪まで移動する。シングルやアルバム、ツアーの制作。
それなら海外での勉強をメインにして年に1回くらい揃った姿が見れたりすればそれでいい。グループにいてくれるならそれだけでいい。
けれど事務所が、メンバーが、eighterが、世間がそれを許したとしても、すばる自身が許せないのだ。
すばるの夢は自分の責任だけで自分の音楽を追求すること
エイトに残るということはすばるにとって中途半端な行為なのだろう
自分の夢にもメンバーにもeighterにも失礼だと
0か100しか選べない、どこまでも不器用で愚直で、でもそれは私が見てきたすばるそのもので
だからこそ、自分だけの夢を持った以上、この結末は納得というか、最もいい形だったんじゃ無いかと思っている。
まあそんな物分かりのいい言葉を並べてみても、どうして、なんで、そんな想いももちろんある。
大倉くんのあの納得しきっていない表情、きついとも取れる言葉、それは納得しなくては、応援しなくてはと思いながらもモヤモヤする心に、
ああ、彼もまだ、落とし所を見つけられていないのだ、すぐに気持ちを切り替えなくてもいいんだと思うことができた人も多いと思う。
最年少ながらいつも一歩引いて客観的にエイトを見つめる我らのドラマーはこの日も先を歩くお兄ちゃんたちの背中を見つめながら なぜ を捨てきれなかったのだろう
もちろん他のメンバーだってそういった気持ちはあるだろうけれどそれを会見で見せてくれた大倉くんに心からお礼を言いたい。
最年少が見せたふてくされたような、置いていかれる事への怒りのようなものは、あの会見をいいものにするためには6人の中で1人だけしか見せてはいけなかった。けれど、1人は見せて欲しいものだった。
これから6人の関ジャニ∞そして渋谷すばるを応援できるのか、それはまだ分からない。8人の時代を生で見ていない私にとって内くんはもちろんメンバーだが、やっぱり7人で関ジャニ∞だった。応援しようと思っているが、今までのような熱意は持てないかもしれない。
けれどすぐに決めなくてもいいのだ。
いろんな記事を読んで、中には下世話な勘繰りをしているものもあった。
少し話が逸れるが、オタクというのはどうしても色眼鏡で見てしまうから、私は何か話題になった時はいわゆるアンチや感じの悪い意見も知るようにしている。もちろん下世話な話を信じることはないけれど。それでも特にジャニーズという大手にいるとテレビでは基本的にプラスな表現が多くなる。そしてみんながそう思っていると無意識に思ってしまう。
やっぱりファンと世間では温度差がある。それに気づかず浮いた言動で迷惑をかければ、応援している人に悪印象がついてしまう。応援している人が褒められない行為をした時、「でも!」と過剰に庇うのも同様だ。長くなるのでそれを実感した話は省略することにするが。
もしこれを読んでいる人がいれば、本当に余計なお世話だと思うが、心に留めて欲しい。そんなこと当たり前だろう!と怒られそうなくらい初歩的なことだけど
今回も、あまりに下世話なものはまだ見ることができなかったが、冷ややかな記事や意見はいくつか見た。
そして改めてすばるの決断の大きさに気付かされた。
まだ20代前半の学生には想像もできないほど大きな決断だろう。私なら15年後、その時までに得た多くのものを捨ててまで、新たな世界へ飛び込むなんて絶対にできない。
どう表現すればいいかわからないが、
あの会見で見た彼らが全てなのだと、改めて感じた。
ツアーに参戦する事は決めている。6人のエイトを見て、彼らの言葉や態度を見て、ゆっくり決めていこう。普段は七色だから服の色に悩むけど、今回はあまり目立ちすぎない程度に赤を身に付けたい。彼らに申し訳なく感じて欲しくないからどの程度にするか悩むけれど。
今はまだ、エイトの曲を聴くことができないけど
オタクの自己満に過ぎないだろうけど、すばるも6人も応援しているという気持ちを込めて
そしてどうか、これからもすばるの話をして欲しい。6人体制のeighterが増えるにつれて、そういった昔話は避けられていくのかもしれないけれど
なんでもない昔の思い出話から彼の存在を消さないで欲しいし、たまにでいいから彼の様子なんかも教えて欲しい。こんな些細なように見える願いも、ジャニーズという独特な空間では何かと難しいとわかっているけど
そしてすばるには必ずこの決断が間違っていなかったと思えるような人生を歩んで欲しい。メンバーが引き止められなかったことを悔やむような結果で終わって欲しくない。悪趣味な記事のコメントにはすばるの決意をあざ笑う言葉も見られる。実際彼の歌声は特徴的で、どうしても好き嫌いが分かれてしまう。
でもどうか、36歳という年齢で、今まで得てきた多くのものを捨てて新しい世界へ飛び込むその勇気を匿名でばかにするような人たちを見返して欲しい
海外に行く意味があったともちろん夢は経験を経て変化していくものだから、どんな道を進むかまだ分からないけれど
いつか今より大きなグループになった6人が、大物になったすばると仕事で共演できる日が来るのを夢見て、そしてその時、世間が7人の時代を知らなくても「あのすばる(エイト)と共演なんてすごいね」と言われる日が来ると信じて
7人が引退して私たちが見ることも知ることもできなくてもいいから
老後の趣味で7人で演奏して、すばるが真ん中であの小さな背中を震わせて歌声を響かせて
「やっぱりすばるの歌声が一番やな、海外で成長してもっと素敵になったな」
「お前らもこんなに上手くなったんやな」
なんて話したりする未来を信じて
大阪で重なった7本の道は6と1に別れてしまったけど
いつかまた7本に戻ればいいなと、交わることがあればとそんな夢を描いている
オタクは自分の都合のいい夢を捨てられない生き物なのだから